APFSの開発にはBeOSのファイルシステム”BFS“の開発に携わり、現在はAppleのファイルシステム部門のシニアソフトウェアエンジニアとなったDominic Giampaolo氏が深く関わっている

Appleの新しいファイルシステム「APFS」のチュートリアルまとめ。

https://applech2.com/archives/20160620-apple-file-system-apfs-demo.html

 macOS 10.12 Sierraで使えるAppleの新しいファイルシステム「APFS」のチュートリアルのまとめです。詳細は以下から。

WWDC-2016-Session-701-APFS-Hero

AppleはWWDC 2016にあわせ新しいファイルシステム「APFS」を開発していることをセッション701″Introducing Apple File System”で発表しましたが、このセッションの中で行われているAPFSのチュートリアル(Demo)をソフトウェアエンジニアのRuss Bishopさんがまとめて公開しています。

 

You’ll need macOS Sierra to use these commands (presumably a future update to El Capitan will also include support for APFS).

Russ Bishop – Apple File System

APFSのDemo

APFSのDemoはセッション701の24分辺りからで、以下の通りhdiutilを用意てAPFSイメージの作成、スタンプショットやそのマウント方法などが紹介されています。

WWDC-2016-Session-701-APFS-Demo

APFSのスパースディスクイメージを作成

hdiutil create -fs APFS -size 1GB foo.sparseimage

スナップショットを作成(macOS Sierra beta 1では利用不可)

sudo snapshotUtil -c <name> /path/to/mounted/apfs

スナップショットのリストを表示

sudo snapshotUtil -l /path/to/mounted/apfs

スナップショット(Read-only)をマウントする

mount_apfs -s <snapshotname> /path/to/mounted/apfs /path/to/mount/point

物理ディスクに新しいAPFSコンテナを作成

diskutil apfs createContainer /dev/<devicename>

物理ディスク上に新しいAPFSコンテナを追加

diskutil apfs addVolume <devicename> APFS <volumename>

APFSファイルシステムのチェック/修復

fsck_apfs

 

*APFSファイルシステムは現在Beta段階で、スタンプショットのように利用できない機能があるほか、ディスクユーティリティはサポートしておらず、以下の様な制限もあります。

  • Startup Disk:
    ▶APFSボリュームは現在のところスタートアップディスクとしては使用できない
  • Case Sensitivity:
    ▶ファイルネームは大文字と小文字が区別(case-sensitive only)される
  • Time Machine:
    ▶現在のところTime Machine用のバックアップボリュームとしては利用できない
  • FileVault:
    ▶現在のところAPFSボリュームはFileVaultを利用して暗号化出来ない
  • Fusion Drive:
    ▶現在のところFusion Driveでは利用できない

 

おまけ

ちなみに、APFSの開発にはBeOSのファイルシステム”BFS“の開発に携わり、現在はAppleのファイルシステム部門のシニアソフトウェアエンジニアとなったDominic Giampaolo氏が深く関わっており、セッション701にも登壇しています。

Linux、Netatalk、Samba、NFSを使用したファイルサーバーについて研究・運用しています。

fsをフォローする
参考リンク

コメント