[RHEL] カーネルのデフォルトとしての設定 grubby –set-default

https://access.redhat.com/documentation/ja-jp/red_hat_enterprise_linux/8/html/managing_monitoring_and_updating_the_kernel/setting-a-kernel-as-default_managing-kernel-modules

3.6. カーネルのデフォルトとしての設定
以下の手順では、grubby コマンドラインツールおよび GRUB2 を使用して、特定のカーネルをデフォルトとして設定する方法を説明します。

手順

grubby ツールを使用した、カーネルのデフォルトとしての設定

以下のコマンドを実行し、grubby ツールを使用してカーネルをデフォルトとして設定します。

# grubby –set-default $kernel_path
コマンドは、.conf の接尾辞のないマシン ID を引数として使用します。

注記
マシン ID は /boot/loader/entries/ ディレクトリーにあります。

id 引数を使用したカーネルのデフォルト設定

id 引数を使用してブートエントリーの一覧を表示し、任意のカーネルをデフォルトとして設定します。

# grubby –info ALL | grep id
# grubby –set-default /boot/vmlinuz-<version>.<architecture>
注記
title 引数を使用してブートエントリーの一覧を表示するには、# grubby –info=ALL | grep title コマンドを実行します。

次回の起動時のみのデフォルトカーネルの設定

次のコマンドを実行し、grub2-reboot コマンドを使用して、次回の再起動限定でデフォルトのカーネルを設定します。

# grub2-reboot <index|title|id>
警告
取り扱いに注意して、次回の起動時限定のデフォルトのカーネルを設定します。新しいカーネル RPM、自己ビルドカーネルをインストールし、エントリーを /boot/loader/entries/ ディレクトリーに手動で追加すると、インデックス値が変更される可能性があります。

 

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