[Netatalk] Spotlight
https://netatalk-doc-ja.osdn.jp/3.1/htmldocs/configuration.html#idm140443023382144
バージョン 3.1 から,Netatalk は Spotlight 検索をサポートしている. Netatalk はメタデータの保存,インデックス化およびサーチエンジンに Gnome Tracker を用いる.
設定
spotlight オプションを使って, グローバルで,あるいは,ボリューム単位ごとに Spotlight とインデックス化を有効にできる.
警告
一旦 Spotlight をどこか単一のボリュームで有効にすると, Spotlight が無効にされたことになるその他全てのボリュームでは全く検索できないようになる.
The dbus-daemon バイナリは Spotlight 機能のためにインストールしなければならない. dbus-daemon へのパスは “configure” の –with-dbus-daemon オプションで決定する.
dbus-daemon バイナリが,他のパスにインストールされている場合, パスを指示するためにグローバルオプション dbus daemon を用いなければならない. 例えば Solaris 上で OpenCSW 由来の Tracker を用いている場合は以下のようにする:
dbus daemon = /opt/csw/bin/dbus-daemon
制限と注意
大きいファイルシステム
Linux 上の Tracker はファイルシステム変更の追跡に inotify カーネルファイルシステム変更イベント API を使用する.大きなファイルシステムではこれが問題になりやすい. なぜなら,この inotofy API は再帰的ディレクトリ監視を提供してはおらず, 代わりにあらゆるサブディレクトリの監視が各々で追加されなければならないということを要求してくるからである.
Solaris ではファイルイベント通知(FEN: File Event Notification) が用いられる. この Solaris のサブシステムではどんな制限とリソース消費があるのか不明である.
それ故,ライブでのファイルシステム監視は無効にして, その代わりに定期的に Tracker にファイルシステム変更のスキャンを行わせることを推奨する. 下記 Tracker オプション,enable-monitors および crawling-interval を参照のこと.
サーバー上での Tracker コマンドラインツールの使用
Netatalk は動作中でなければならず,コマンドの実行は root 権限で行わなければならない. そしていくつかの環境変数を設定されなければならない(PREFIX は Netatalk をインストールしたベースディレクトリにあわせて読み替える):
コメント