【nohup】端末を閉じたりログアウトしたりしても処理を続行させる

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Linux基本コマンドTips(137)
本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、端末を閉じたりログアウトしたりしても処理を続行させるための「nohup」コマンドです。
2017年08月24日 05時00分 公開
[西村めぐみ,@IT]

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本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、端末を閉じたりログアウトしたりしても処理を続行させるための「nohup」コマンドです。
目次

nohupコマンドの概要 | 書式 | オプション一覧
実行例

nohupコマンドの使いどころ
nohupコマンドの動作を試す
nohupやバックグラウンド指定を忘れた場合に対処する

nohupコマンドとは?

コマンドを実行している際に、仮想端末(Terminal)の画面を閉じたりログアウトしたりすると、実行中のコマンドも終了してしまいます(コマンドをバックグラウンド実行していても終了する)。

コマンド起動時に「nohup コマンド &」と指定することで、このような場合でもそのままコマンドの実行を続けることができます。

例えば、リモート先で時間のかかる処理を始めたい場合に、「sshでログインし、nohup付きでコマンドを実行し、ログアウトする」という形で活用します。

nohupコマンドの書式

nohup コマンド [引数] &

※[ ]は省略可能な引数を示しています。

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